はぴねすくるー

道なき茨道を超絶幸せに爆走する生き様を。

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迷ってもいい。ブレてもいい。自分に正直に生きるのが1番気持ちいい。

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こんにちは!きちがいライターの有栖沙織です。

 

思い切って会社を辞めて1人で活動し始めて約2か月が経過しました。

大人になると、時間の経過はとても早いものだと言われますが、私にとってこの2か月は驚くほど、これまでのどの2か月よりも濃く長い充実した時間でした。

 

ライターとしての活動を本格化させながら、居酒屋で働いたり、ガールズバーで働いたりして毎日忙しくしていた1か月間。

日々誰か新しい人と出会いいろんな方からたくさんのインスピレーションや情報をいただきました。

 

その中で私はふと思ったのです。

 

「自分の店を持ちたい!!!」

 

 

誰かの第三の居場所を作りたかった

振り返ると、私は小学校の頃から漠然と自分が経営者になりたいという意識を抱いていました。

そんな私が初めて自分のお店を持ちたいと思ったのは大学生の頃出会ったある1つのBARがきっかけでした。

 

そのBARは田舎の飲み屋街にあるこじんまりとしたオーナーが1人でやっているお店です。

毎日あいているわけでもなく、開店する日も時間もオーナーの気分次第で、利益がとれているのか分からないようなお店でした。

ただ、なんとなく居心地がよくて私はよくそのBARに入り浸っていました。

つらいことがあった日も、楽しかった日も、そこで過ごすと何か落ち着いてまた明日も頑張ろうって思える場所でした。

 

その影響か、私は社会人になっても、家でもなく職場でもない自分の居場所と呼べる場所を探すようになりました。

それは居酒屋だったり、 BARだったり、さまざまです。

 

何だかちょっと仕事がうまくいかなかったり、疲れてしまった時、誰と会う気分でもない時、ふらっと立ち寄ってそこで時間を過ごせば何だか本来の自分を取り戻せるような、そんな場所を大切にしてきました。

 

サバサバして男らしくて楽天家だと思われがちでありながら

実は繊細でとうふメンタルで気を遣いすぎる一面もある私にとっては

そんな何も考えずに笑える場所が必要だったんだと思います。

 

第三の居場所があったからこそ、乗り越えられたことがたくさんあって、そんな場所だからこそ出会えた人もたくさんいました。

 

そう考えていた私は飲食店で働くうちに

「今度は自分が誰かのそんな第三の居場所となる場所を作りたい」

と日々強く思うようになっていました。

 

 

夢と賭け。それだけで出店に向けて動き始めた

思い立ったら吉日。

そう思い、すぐに行動を開始しました。

すでにBARを持たれてる方に相談に行ったり、物件を調べて内覧に行ったり、税理士さんに融資の相談をしたり、事業計画書を作成したり、融資のために銀行を回ったり・・・。

 

自分自身すごい行動力だと思います。

日を追うごとに自分のお店のプランニングはどんどん明確化していき、頭の中にはもう手で触れるくらいのお店のイメージができていきました。

行うイベントも、出すお酒も、金額もすべて自分で決めて何度も電卓をたたく日々。

 

正直、ほとんど不安なんてありませんでした。

失敗したら失敗した時。

やらない方がきっと後悔するだろうし、できる限り精いっぱいのことをやろう。

この挑戦はできるかできないかじゃない。

 

だって私自身の夢と賭けだから。

 

 

本気でそんなことを思っていて、たった1か月で物件を契約し融資待ちのところまでたどり着きました(笑)

 

そんなこんなでいろいろと動いていたため、全くブログの方は手がつけれず・・・。

結構たくさんの催促とご心配のご連絡を頂きました(笑)

本当に申し訳なく、そしてそれだけ楽しみにしていただいていることをありがたく思っております。

 

 

大学を卒業してそのまま会社員になった私にとっては、本当にすごく大変だったし世界が急激に広がった1か月間だったと思います。

 

 

偶然の出会い。たった1つの出逢いが運命を変えた

そんな1か月の中で、私にある1つの偶然の出会いがありました。

会社を辞めてから私は毎日できる限り新しい人と会うようにしていたので、最初はそんな数多くある出会いの1つだと思っていました。

しかし、その偶然の出逢いが私の運命を大きく変える出逢いとなります。

 

その人は出逢ってからずっと休みのたびに私のもとを訪ねてきました。

何となく話しやすい雰囲気を持っている人で、私はなんとなく会い、いつもたくさん自分の話をしました。

過去の話、お店の話、なりたい自分の話。

そんなたわいないマシンガントークをいつも楽しそうに、時に真剣に聞いてくれました。

そして純粋な眼差しでいつも好意を伝えてくれました。

 

正直、私自身異性としてその人を見ていなかったし、自分のお店を出すことで頭がいっぱいで、そんな私が誰かといて誰かを傷つけてしまうことが怖かった。

でも、その人はそんな私にそのままでいいと、すべて受け入れると何度も何度も言ってくれました。

 

私自身、その人といると何だかいつも背伸びをして肩に力が入ってしまっている状態から抜け出せて、なんだかホッとする自分にも気づいていたし、その人の強い熱意に心打たれ、一緒にいることを決めました。

 

 

なぜか全速力で走れなくなった自分に気づいた

ただ、私は最初に一緒にいることの条件を提示しました。

 

私は何よりも仕事が優先だということ。

 

これから店を出そうとする私にとってそれは自分の中の譲れない部分でした。

お店が何よりも大事で、それ以外は後回しになってしまう。

それはその時の私にとって至極当たり前のことでした。

 

彼はその条件をのんでくれ、一緒にいることになりました。

 

日々、時間を共有する中で、彼といる時間にたくさんのアイディアが浮かび、私は店舗出店に向けて順調に走り出しました。

どうするか迷ったら話を聞いてもらったり、進展状況を報告したり。

彼も心から応援してくれたので、店舗も決まりあとは融資待ちという状態まで全速力で突っ走ってこれたのだと思います。

 

 

そんなある日、ふと私は自分自身の変化に気づきました。

私自身が徐々にお店の出店に向けて動くことに対して足が重くなっていることに。

 

出したいという気持ちは十分にある。

不安は多少あるけど、そんな進めなくなるほどでもない。

それなのに、思うように進めない。

何かアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような、不思議な感覚でした。

 

出店に向けて走りながら、毎日毎日考えました。

何が私の足を止めるのか。ただひたすらに自分に問い続ける日々を過ごしました。

 

 

第一の居場所を。長年の夢を。心から求めていたものを。

その答えはとても簡単でした。

彼との付き合いは最初から生涯一緒にいることを前提としていて、ともに過ごす時間を重ねるうちに、私自身

「あたたかい家庭を築きたい」

そんな想いとイメージがどんどんふくらんでいたのです。

 

昔からずっとあこがれ続けていたもの。

憧れるからこそ、自分の手に入らないことが怖くて、ずっと目をそむけていたもの。

 

幼心に憧れ必ず手に入ると信じて疑わなかったその想いは

歳を重ねるごとにずっと私には無縁なものだと、知らず知らずのうちに決めつけてきました。

だからこそ、いつでも男にも負けないように、誰にも頼らずに生きていく力がほしいと、いつも肩ひじ張って必死に何かと闘ってきました。

 

きっと、望んでしまったら手に入らない現実が訪れた時に苦しくて耐えられないから、その前から諦めることによって逃げていたんだと思います。

 

今思えば、だからこそ第三の居場所にこだわっていた自分がいました。

家庭という第一の居場所から逃げて安らげる場所、それがきっと私にとっての第三の居場所でした。

 

親に愛されているのかもいつも不安で、周りにもたくさんの人がいながらもいつも孤独なようで怖くて。

そこを居場所だと思うと、なくなってしまうことが怖くて。

だからこそ大事なものが消えてしまう前に自分で壊してしまう。

そんな私だからこそ、同じような人の第三の居場所として、そして何よりも私自身がつくった自分の居場所として、自分のお店がほしかったのだと。

 

私が本当に心から求めていた1番ほしいものは第一の居場所である、家庭でした。

 

 

迷ってもいい。ブレてもいい。

自分でも振り返ってこの短期間でよくここまでコロコロと心境が変化するなぁと驚くほど変化していると思います(笑)

 

会社にいたころはトップセールスになると意気込んでいて、突如独立してライターをすると退社をし、BARを出すと決め、家庭を持ちたいと気づくとは・・・(笑)

 

 

世間一般ではこういうのを信念がないとか、飽き性とかいうのでしょうか?

いわゆるゆとり世代ならではの特徴ともいうのかもしれません。

 

私自身、そのさなかにいる時はこんなブレブレでいいのだろうかと思わないわけではありません(笑)

きっと社会に適合していないんだろうなという自覚は多少なりとも持っているつもりです。

 

ただ、私自身はこの心境の変化を「成長」と呼ぶようにしています。

 

今までの自分にはなかった発想にたどり着く。

新たな価値観が創造される。

新たな道が自分の前に開ける。

 

こんなことを成長と呼ばずなんと呼ぶのだろうとさえ思っています。

 

もしかしたら迷う事がなければそんな新たな発見も世界の広がりもなかったかもしれない。

そう思うと迷ったことさえも自分にとって何か意味のある事なのかもしれません。

 

 

自分に正直に生きるのは気持ちいい。

まだこの世に生を受けて24年間という短い時間しか過ごしていませんが、

私は今までの人生で1つも後悔していることはありません。

 

悲しいこと、つらいこと、泣き叫んだこと。

たくさん今まで経験したけども、そんな出来事でさえ後悔していません。

 

それはきっとその時の私が最善だと思うことを正直に選択してきているから。

そして終わった後にすべてに〇をつけているからだと思います。

 

 

後からどれだけ思い悩んだところで起こった現実はもう変えることはできない。

でもその経験1つ1つが今の私自身を作り上げてくれている。

たった1度きりしかない、自分だけの人生という物語。

 

だからこそ、私は今の等身大の自分の心に正直に決断し、

どんな結果が訪れようともそれに〇をつける。

そうすると、何も後悔することなどなくなってしまうようです。

 

 

私は今も自由に生きているから、

真面目に毎日働いて実直に生きている人からすれば理解されないだろうし

非難されることも多いです、正直。

会社員の時の私が今の自分を見ても、きっと批判の言葉を発してしまうのだと思います。

 

 

たしかに迷ってばかりだし、コロコロ言っていること変わるし

自由に生きすぎていると思うし、好き勝手やっています。

 

 

ただ、自分に正直に生きている今が私は1番楽しいし、その生き方が何だか気持ちいい。

過去でもない、未来でもない、本当に今この瞬間を生きているという実感を強く感じれる今日が、1分1秒が、本当に心から心地いい。

 

こう思えるのも、たくさんさまよって悩んでたくさんの選択をして、

寄り道したからこそ見える景色を瞬間瞬間味わってきたおかげだと感じています。

 

 

近道を探す人多いですけど、意外と人生の醍醐味はこの寄り道にあるのではないかと、若輩者ながら思います。

 

 

 

こんな毎日寄り道ばかりしている私から

今何かに迷っている人に伝えたいこと。

 

 

迷わないと見えない景色がある。

 

気づかない道がある。

 

自分にしか見えない、創れない世界がある。

 

今しかないこの瞬間を、満喫しよう。

 

 

 

 

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