はぴねすくるー

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ダメな自分に「それでいいんだよ」ってどれだけ言えるだろうか?

 

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「なんでそんな自信ないと?」

「自分に自信なんてあるわけないやん!」

 

 

先日、友達と食事をしている時にこんな会話をしました。

 

まだ大学生でありながら、しっかりと自分の考えを持っていて、周りの人に優しく、気遣いもできる人です。

私は客観的にその人を見ていて、そんなに自信を持てない理由が正直全く分かりませんでした(笑)

 

ただ、最近私自身、そういう声をよく聞きます。

 

「そんなことできる自信は自分にはありません」

「どうしたらそんな風に自信が持てるのですか?」

 

そういってくる人に限って、本当に周りから見たら充分な魅力を兼ね備えている人ばかりです。

なんでそれなのにそんなに自信がないのでしょうか。

 

 

正直、私も自信なんてなかったよ

まず、その前に1つ言っておきたいことがあります。

昔から私はよく自信がある人だと勘違いされます。

 

会社を辞めたのも、今フリーランスでやっているのも

「自分に自信があるからできたこと」。

そう思われてる方が最近も多いように感じます。

 

ただそれは全く違います。

 

私は本当に自分に自信がありませんでした!

 

 

人としても、社会人としても、女としても(笑)

 

 

特に才能があるわけでもないし、何か秀でた能力があるわけでもない。

知識も経験もない、学もないし若さゆえに信用もない。

魅力的な美貌も持ってないし、スタイルもよくない。

魅惑的な色気があるわけでもなく、寛大な心も持っていない。

人付き合いもうまくできないし、友達もそう多くはない。

 

 

欠陥だらけの未熟な人間です。

 

だから自信があって踏み出したわけではないです。

 

「何も持っていない凡人の私はこの状況でどれだけできるのかという好奇心」

「何かを書いている時だけに生じる私が活きている実感」

 

それだけで飛び込みました。

 

だから正直、会社を辞めてたった1か月の間に

明日が来るのが怖いと思ったことは何度もあります。

 

思ったように進まない仕事。

無情にもすぎていく時間。

こんな私に何ができるのだろうか。

もっと才能があれば、もっと資本があれば・・・

そんなことを考えてしまう夜だってありました。

 

自信がある人はきっとこんなことでは悩まないんじゃないかと思います。

 

 

 

「それでいいんだよ」という言葉に救われた

けれど、最近私も少しずつ自信を持てるようになってきました。

 

辞めてから不安になると心の中が不安に支配されて

何にもできなくなった時期があります。

足が一歩も出なくなった時、自分でやるということは自分が立ち止まってしまったら終わりなんだとふと気づきました(笑)

当たり前のことですが(笑)

 

だから自信が持てるようになったというより、

根拠がなくとも自信を持たざるを得ない状況だったと言う方が

正しいのかもしれません。

 

 

そんなもがいている最中にある人に今の胸のうちを相談したことがあります。

 

ダメな自分を全部さらけ出して、もうどうしていいか分からないって。

 

そしたらその人は一言。こう言いました。

「それでいいんじゃない?」

 

いやいや、それじゃよくないから相談してんのにって思いながらも

あ、そっかこれでいいんだって心の中が軽くなっていくのが分かりました。

 

 

「これだけ」なのか「こんなに」なのかは見方次第

それから毎日、どんなことも「それでいいんだ」って思うことにしました。

どんな嫌なことも。すべて。

 

仕事があんまり進まなかった日は

「いや、これだけ進んだじゃん!」

何も手に付けられなかった日も

「いろんなこと考えたからこれが次の記事に活きる!」

寝すぎてしまった日も

「しっかり体を休めてエネルギーを蓄えれた」

 

見方次第で全然感じるものは変わりました。

 

コップに半分の水が入っている時、

「これだけ」しかないと思うのか。

「こんなに」あると思うのか。

 

小さな違いのようで、0と100の差があるのです。

 

 

自信がないから苦しいわけじゃない

自信がないと、よく悩みます。苦しみます。

ずっとそれは自分が自信がないからだと思っていました。

 

ただ、違ったんです。

ダメな自分を認めてあげられないから

苦しいんです。

 

だってそんな自分も自分自身だから。

自分はダメだって責めているから苦しいんです。

ずっと自分で自分に傷をつけて、治る前にまたえぐっているような状態。

そりゃ痛いですよね(笑)

 

 

ダメだと思っている自分だって自分自身だから。

そしてダメだと決めているのは自分なんですよね。

 

そんなことを繰り返して

自分には自信がないと苦しんでいるのは

もしかしたらドMなのかもしれません(笑)

 

 

たまには自分を認めてあげることも必要

実は優しくないところ、ちょっとずるいところ、

嫌いな部位、顔立ち。

どんなに嫌だと思っても自分自身です。

 

だったらただ責めていたってなにも変わらないんです。

 

責めて、後悔して、苦しみながら日々生きるより

少しだけ認めてあげる。

 

そうすると、こんな自分自身でも大丈夫かもしれないって

少しずつ自分にちゃんと自信が持ててきます。

 

嫌いなところを無視したまま、自信が持てるようにはきっとならないのです。

まずは自分が嫌いな所と向き合うところから始まるのだと思います。

 

 

そう考えれるようになってから

私は本当に毎日が楽しくなりました。

 

今はまだ何も持ってないし、こんな微力な私だけど

今夢中で好きなことを仕事にできているし

今やっていることがちゃんと未来につながっている。

 

こんなに何も持っていない凡人の私だからこそ、

何かやり遂げることに意味があるんだとさえ思えています。

 

1つ見方を変えるだけですべてが変わってくるんです。

 

 

 

 

ダメだと思っていた自分に一言いうだけでいいんです。

 

「そんな自分もそれでいいんだよ」って。