決意ひとつで人は変われる。プライドを捨てた日から全てが始まる。
こんにちは!ありすさおりです!
会社を辞め、独立して4か月がたとうとしています。
本当に様々な思いと経験をした長い長い4か月でした。
遂に・・・私、正社員になることを決めました(笑)
本当に苦しかった4か月
3月。
会社を辞めて、見上げた空はとても大きく青く見えました。
少しの後ろ髪をひかれる思いもありつつ、それ以上にこれから広がる大きな可能性に胸を躍らせ、この広い大空を自由に飛び回る翼を手に入れたんだと喜んでいました。
あの時は自分の可能性を心から信じていたし、一度きりの人生だから自分の思うままに、思うように生きたいと心から思っていました。
自由こそ私の求めるものだと。
ただ、現実は本当に異なるものでした。
安定した収入が入ってこない不安。
どれだけ頑張ってももらえる収入はたかがしれてる。
思ったようにならないことだらけ。
どうしたらいいか教えてくれる人もいない。
誰を信じたらいいか分からない。
楽しいこともたくさんあったけれど、正直毎日不安で不安で、夢と現実のはざまで自分が何をしているのか見失うくらいの日々でした。
覚悟は決めていたつもりだった。
苦しいのは分かっていたつもりだった。
けど最初の想像の100倍現実は厳しかったって感じます。
周りには笑って大丈夫だっていっていたけど、本当に完全に自分が自分で分からなくなって、苦しくて1人で泣きながらパソコンに向かって・・・
最悪、自分自身に生命保険をかけて自分の命を絶つか。
そんなことを考えてしまうほど限界でした。
今振り返ると、本当にギリギリのところで生きていたんだなと思います。
それでもプライドが邪魔をして引けなかった
そんな苦しい日々。
何度も普通に会社に所属して働くこともかんがえました。
それでも、私はその選択ができなかった。
自分のプライドが邪魔をしていたんです。
大好きだった会社、大尊敬している上司、最高の環境を捨てて、周りの不安も押し切って、1年も悩んで踏み出した第一歩。
せっかく昇格もして、少しずつできるようになっていた仕事を辞めてまで始めたこと。
こんなちゃんと結果を出していない状態では辞められない。
これじゃああの会社を辞めた意味がなくなってしまう。
そんな想いがずっとありました。
それに何よりも
「自分で決めたことだから」
そんなプライドが邪魔をしていたんだと思います。
自分で決めたことを途中で投げ出すような気がして、
それだと自分が何もなくなってしまうようで。
それも怖くて。
もう少しだけ、もう少しだけ。
そんな思いがより自分自身を苦しめていたと思います。
やっと気づいた自分にとって最も大切なもの
そんな生活の中、不安と苦しみで荒れていた私はついに一番大切な人を失いました。
最も大切にしたい人を大切にできる余裕もなかったのですから仕方のないことです。
失って、よりその存在の大きさ、大切さを身に染みて感じました。
私はずっと自分が自営業としてやっていくこと、
1人で生きていける能力をつけること、
自分にしかできないことを成し遂げること。
こんなことが自分にとっての夢だと思い、必死に走ってきました。
けど、失ってから気づいたのです。
私の夢はそんなものではなかった。
そんな大きなことをしなくてもいい。
ただ、普通に、幸せな家庭を築きたい。
心から湧き出した本心は自分が信じてきたものと全く違うものでした。
夢を追ってる時、薄々気づいてはいました。
このまま自分の好きに生きていて、私は家庭を持てるのだろうか。
結婚して生活をしていけるのだろうか。
そんな不安はいつもありました。
だけど、そんなことを考えると一歩も前に進めなくなってしまう。
だからずっと何とかなると思いこんだふりをして、自分のプライドを優先して、見て見ぬふりをしてきました。
頑張ればどうにかできると信じようとしてきました。
けれど、最も大切な人を失い、最も自分が大切にしたいものに気づいた時、やっと本当の自分の気持ちに素直になれました。
それは本当に目指したいものなのか?それとも・・・?
素直になった時、とても楽になりました。
やっと本当の自分と向き合えた気がしました。
きっとずっと仮の夢を本当の夢だと信じて進んでいたから、何をしても苦しくて仕方なかったんだと思います。
夢を諦める後悔とか、苦しさよりも、
今まで肩ひじ張って背負ってきたものをおろせる安心感の方が大きかったんです。
私が必死で守ろうとしていたものは、自己防衛のプライド。
自分にはできると信じたい。
選んだ道は正しかったと思いたい。
この道が私の道であってほしい。
傷つきたくなくて、
そんなくだらないものにしがみついていました。
けれど、そんなプライドをもっている方が苦しいことも傷つくことも多かった。
何をしても苦しくて苦しくてしょうがなかった。
決意1つで人は変われる
私は決めました。
やっと気づいた最も大切なもの、最も大切な夢。
自分のプライドよりもそんな大切なものを大切にする生き方をしようと。
だから私は今、就活をしています。
収入のため、生活のため、安心のため、将来の家族のため。
そして何より自分自身の幸せの為。
生活と自分の性格を見直しています。
まずはちゃんと生きること。
活きることよりも、生きることの方が大切だと気づいたんです。
保育士の資格の勉強を始めました。
自分に自信をつける1つの材料になればいいと。
そして将来自分のこどもを大切にしたいから、その為の勉強をしたいと思ったんです。
大切な人を大切にできるような強さを。
どんな時でも笑えるくらいの強さを。
自分の幸せの為にそんな強さを身に着けたいと思ったんです。
決めて動き出すと意外とすぐに現実は動き出しました。
決意をしてから1週間。
もうすでに内定をいただき、志望する企業の面接も決まりました。
資格も勉強も思ったより充実しているし、なんだかあんなに苦しかったのがウソのように、今なんでもない日常がすごく楽しいって思えるようになりました。
プライドを捨てたあの日からすべてが始まった
あんなにしがみついていたプライドを捨てたら、すべてが好転し始めました。
何もかもなくしてしまったと、どう歩き出せばいいのか分からないと本気で想ったあの日から。
すべてが始まっていました。
だから、きっとあの日が訪れたのは必然なんだと思うし、
今はこんな変われる機会をもらえたことに感謝しています。
実際、プライドを捨てるのは結構難しい。
ずっと大事にしてきた自分のポリシーを覆すのは抵抗があるし、苦しい。
けど、思い切って何もない自分からスタートすると、新しい世界が待っているのだと今は本気で想っています。
これから変わっていく自分が本当に楽しみだと、自分自身で思っています。
ありすさおりとしてのライター活動は、
少し休憩しながら。
ブログはできるだけ更新していければと思っています。
またこれからどんどん進化していく私に期待してもらえればうれしいです。
そして、まだ今大切なものが、大切な人が自分の近くにいる人は
今のうちに大切にしてください。
ちゃんと信じてあげてほしいと思います。
失って気づいても本当に遅いのです。
もうすでに大切なものを手放してしまった人、なくしてしまった人。
人生は何度でもやり直せます。
決意1つで人はどれだけでも変わっていけるのです。
今の苦しみはきっと本当の大切さに気付くためにあるもの。
だから、自分にとって最も大切なものに気づくチャンスだと認識して、前に進んでください。
プライドよりも大切なものを大切にできる人生を。