本当に大切な人は「心配」ではなく「信頼」すればいい
ずっと孤独を感じて生きてきました。
とても教育熱心な両親に育てられ、温かくて少しおせっかいな親戚に囲まれ、寛容すぎるおもしろい友達に見守られて、優しい先輩方に支えてもらって。
冷静に考えればどこにも孤独な要素なんてないのに、たくさんの人に囲まれている時ですらなぜか不思議なほど孤独が襲ってくることがありました。
そんな私はここ2ヵ月ほど、自分の愛についての勉強を始めました。
25歳を目前とし、自分自身の愛情表現を見直す頃かなと思ったからです。
そして自分のこれまでの人生を振り返ってきた中で、私は「心配することを愛情」だとはき違えてたのではないかという結論に行き着いたのです。
ずっと親に心配されることが嫌だった
小さなころからずっと何かにつけ両親は私のことを心配してきました。
特に母親は。
- 料理をしていても見ていて不安でと包丁を取り上げる
- 高校生にして早すぎる門限
- 外泊は一切禁止
- 大学生になっても門限は0時
その他もろもろ思い出せば、小さなことから大きなことまで、たくさん心配されて生きてきました。
それが愛情がゆえの行為だということは子どもながらにも重々分かっていたのですが、私はそうやってむやみに私のテリトリーに土足で踏み込んでこられるのが本当に嫌でした。
どれだけ年を重ねようが、何をしていようが、「この人は私のことを信用していないんだろうな」って思っていたからです。
その相手の中での自分の信用のなさがさみしくて孤独で仕方なかったんだと思います。
本当は1番信じて応援してほしい相手だったからこその感情だと思います。
同じようにずっと大切な人の心配をしてきた
それだけ嫌だったはずなのに、振り返れば私も同じように大切な相手に対してずっと心配ばかりしてきました。
相手だっていい大人なのに、過剰に心配して身の回りのことをかいがいしく世話を焼いていたと思います。
そんなことをしているうちに気づけば母親代わりのように男性が甘えるようになってしまって、それはそれで不満がたまって喧嘩になってしまう。
けれど嫌われたくないからまた心配をして自分に依存をさせてしまって、自分がその重さに耐えきれなくなって逃げてしまったり。
「好きだから心配になる」
そんな風に自分の中では解釈をしていたけれども、結局は相手の事を心から信頼できていなかったんだと思います。
最初は尊敬していたはずなのに、近くにいればいるほど何だか相手のことを下に見て見下して、世話を焼いて心配してばかり。
きっとその時一緒にいてくれた男性も、子どもの頃の私と同じように、私のそのような感覚もなんとなく感づいていたのだろうと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
大切だからこそ信頼してほしい
大人になった今だからこそ体感して分かるけれども、信じるって言葉でいうのは簡単だけれども実際に行動にするには難しい。
信じて任せるというのは自分の裁量で結果が決められない、裏切られるかもしれない、傷つくかもしれない。
正直、心配する方が自分自身が楽なんだと思います。
でも。だからこそ。
心配は誰にでもできる。
信頼するのは誰にでもできることじゃない。
信頼されていたいと思ってしまうのは、大切で大好きなかけがえのない相手だからこそ。
自分の大切な人のかけがえのない大切な人でありたいと願ってしまうからこそ、湧いてくる感情なのだと思います。
大切な人だからこそ信じよう
親譲りなのか、私も根っからの心配性です。
だからどうしても心配になってしまうことも、いまだに多々あります。
でも今まで自分が信じる覚悟ができなかったために相手に劣等感を抱かせてしまっていたことを反省した今、大切な人だからこそ信じようって思っています。
実際信じるって相手がどうであるかは関係なく
自分が信じるか信じないか次第
なんです!
自分が信じるって決めればいいだけ。
心配が心を渦巻いても
「あの人なら大丈夫!」
って自分で想えばそれで終わりです。
前はそんなこと言われても難しいって思っていたけれど、だんだん自分のことを少しずつ好きに慣れてきた今は
「自分が惚れた相手だから大丈夫に決まってる!」
そういう風に相手も自分もまとめて信じられるようになりました。
大切な人は心配するよりも信じましょう。
まずは自分からです。
信じるだけで関係性は大きく変わります。
大丈夫です。
あなたが大好きな相手だから。
怖がらずに信じてみてください。
関連記事:たとえ努力が報われなくても、あなたは素敵だよ - さおたむの激情派劇場
関連記事:寸分の狂いもなく、起こる出来事は自分が作った原因で引き起こされる - さおたむの激情派劇場
関連記事:「ある」魅力を発揮して、周りの人を愛する生き方 - さおたむの激情派劇場
▼ブログでは話せない内容を発信してます!今すぐクリック!
▼さおたむとはどんな人?
「激情的な人生を楽しむ」さおたむのプロフィール - さおたむの激情派劇場
▼なんでも出張相談サービス
さおたむ出張なんでも相談やっております! - さおたむの激情派劇場