「最近の若者は」と言う大人に従うな。過去に囚われてる人に構っている時間はない。
こんにちは!さおたむこと有栖沙織(@arisu_saori)です!
この前、ファミレスで1人仕事をしていた時の話です。
近くの席に50代くらいの男性が2人、仕事の打ち合わせをしているようでした。
話し声が大きいのでずっとその話を聞いていたら、途中の雑談で「最近の若者は…」という枕詞(笑) 思わずこっそり耳を傾けてしまいました。
最近の若者である24歳女子が近くにいるのにわざわざそういう話を大きな声でするのは本当にやめてほしいですよね、笑いをこらえるのが大変なので。
私の周りにはそういう大人があまりいないので、何だか新鮮でしたけれども。
そんなファミレスで昼間からくだらないことを話す大人の会話を聞いて、同世代の10代・20代に伝えたいと思ったこと。
「最近の若者は」と言ってくる大人の言う事に従うことはない。
「最近の若者は」に続くのはマイナス発言
「最近の若者は…」なんて前置きがついた言葉で何かを言われることは私はほとんどないので分からないのですが、その後に続く言葉はマイナスの発言ですよね。
例を挙げるとすれば
- 1から10まで言わないと分からない
- すぐに仕事を辞める
- 付き合いが悪い
- 我慢ができない
とかこんなことでしょうか。
「ゆとり世代」という言葉も一緒に使われて、「最近の若者は…」「ゆとり世代は…」という枕詞を置いて、今の若い世代を悪くいう大人って本当にいるんだなぁと思いました。
実際、私も2年で会社を辞めているので言われてる側の人間なのでしょうが(笑)
23歳女子、突然会社を辞めました。 - さおたむの激情派劇場
そこで、実際に私がファミレスで聞いた「最近の若者」に対する苦言とそれに対する私なりの反撃を述べてみました。
「大学行ったのにフリーターとか。だから人手不足」
いやいや。
そんなこと知らんわ。
まず、大前提に「ちゃんとした大学に入って、ちゃんとした会社に就職して、定年まで働く」ということが最もいいことだという認識に異議を申し立てたい。
それが幸せだと思うのであれば、そういう人生を選択するでしょう。
でもそれ以外に幸せの形があったり、追いたい夢があったりするから自分でその選択をしているわけです。
会社が自分の人生、全部背負ってくれるわけじゃないでしょ?
私たちは不況の時代に生まれ、急に会社をリストラされたり、倒産して職が急になくなったり、収入が下がったりしてオロオロしている人だって見てきました。
会社に行く大人たちは決まってつまらなそうに通勤し、会社の愚痴を言いながらお酒を呑んでいる。そんな背中を見て育ってきたんです。
そんな姿をたくさん見てきたら会社に希望を持つ人なんて少なくなるのは当たり前のことです。
その上、インターネットも普及し多様な働き方があるという情報もたくさん集まっている現代では、会社に所属するだけが全てではないということが当たり前になっています。
その中で自分が最もいいと思う選択をしているだけで、人によって幸せだと思うことも違うわけなので本当にただの大きなお世話。
それに大学はいい会社に就職する為に行く場所じゃないんです。
本来勉強する為に行く場所です。
私は体育の勉強したくて体育大学に進学しましたが、今は結局スポーツに関わる仕事にはついていません。でも私自身は自分のしたかった勉強と経験ができたのでそれで満足しています。
「ギャンブルしないで何が楽しいんだろう」
もはや頭の中が「???」となったこの話題(笑)
何勝手にギャンブルすることをいいことにしてるの(笑)
今の若者がギャンブルしない?
別によくないですか?(笑)
まず大前提としてはするもしないもその人の自由だけれど、個人的にはくだらないギャンブルにお金を貢いで興じてる方がどうかと思いますけどね。
わざわざギャンブルなんてしなくてもたくさん楽しいことはあるし、それを見つけて楽しんでいるだけだから、そんなこと言われる筋合いがない(笑)
先ほどの話と被りますが、多様な働き方があってそっちにチャレンジしている人が増えたとすれば、ある意味それは人生のギャンブルともいうことができますよね。
だとしたら、他人にその結果を委ねるギャンブルよりも自分の実力で結果を手にしようとする人生のギャンブルの方がよっぽど価値があると私は思います。
若者を悪く言うのは今を生きていない暇な大人
ファミレスで話を聞きながら私は
「この人達暇なんだなぁ」
とずっと思っていました。
話を聞く限り、仕事の打ち合わせ的な感じのことをしていたようなんですが、その時間の半分くらいが「若者への苦言」と「過去の楽しかった頃の話」で占められていて(笑)
あまり現在に焦点が合っていなかったと感じたので、そのお二人はよっぽど今が充実しておらず過去ばっかり振り返って生きているんだろうなって感じました。
若者をそうやって悪くいって笑って、「あの頃はよかった」って振り返ることくらいしか楽しみがないんですきっと。
例え、仕事上の会話をするための雑談としてそのような話題を使っていたとしても、それはもう自分の能力のなさを露呈しているようなものですよね。
「私はこんなくだらない話題でしか雑談ができません」って自分から言ってるようなものですから(笑)
実は自分達も「最近の若者は」と言われてきた
そんな暇な大人は偉そうに
「俺たちの時代はこうやってしてきたのに、それに対して今の若者は…」
と言ってきますが、実際には若い頃、私たちと同じようなことを言われてきているようです。
「最近の若い人たちは1から10まで教えないとついてきてくれない。これも教育ママに育てられてきたせいでしょうか」
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) January 3, 2018
↓
1969年4月2日の読売新聞より。
49年経っても、おっさんの言うことは変わらないね。
ちなみにコレ↓なんかまさに今のハナシに見えるけど、刊行は24年前な。 pic.twitter.com/FOD3hGx7Mu
49年前も今と同じようなことを言われている。
自分達が若い頃には分からなかっただけで、大人になってしまった今、その頃の自分たちのことなんて忘れてしまっているのか、棚に上げているだけなのか(笑)
この「最近の若者論」は今だけの問題ではないようですね。
今を生きている人は楽しくポジティブな話をする
私の周りにはそのような発言をする大人はいないと最初に言いましたが、それは私自身が「おもしろい」「かっこいい」と思える人とできるだけ付き合っていくようにしているからだと思います。
私の周りの大人はみんな、イキイキしていて今を楽しんでいる人ばかりです。
そんな人たちはいつも楽しくポジティブな話題を提供してくれます。
新しい事業の話とか、ビジネスのシステムとか、これからやりたい夢とか、今から熱くなる業界とか、楽しそうにキラキラした目で話をしてくるから本当にかっこいいなといつも思います。
そんな人は決まって「今が最高に楽しい」と言います。
話を聞く限り、大変なことや苦しいことの渦中にいるような時にも、笑って楽しそうに今の話や未来の話をしています。
きっと今を精一杯生きてるからそんなくだらない愚痴やネガティブな話をしている時間なんてないんです。
未来を見る大人は若者から学ぶ姿勢を持つ
それだけではなく、今を生きながら未来を見据えている大人は若者からも何かを学ぼうとする姿勢を持っています。
大きな会社のやり手の社長様と会わせてもらう時、私みたいな若造が学ぶ姿勢を全力でとるのは当たり前じゃないですか!
だけど違うのです。
社長さん自身も学ぶ姿勢をとって話を聞いてくれるのです。
一度ある方に思いきって。
「私が社長から学ぶことはあったとしても、社長が私から学ぶことはないと思うんですけど」
と言ってみると
「学ぶことがあるかないかに年齢や立場は関係ない。
それに若い世代の方が今の流行りに敏感だから話すことで知れることはたくさんあるんだよ。」
返答も素敵すぎて惚れました(笑)
周囲の意見に惑わされるな
世の中にはいろんな考えを持ち、いろんな生き方をしている人がいます。
情報社会のこのご時世、様々な情報が入ってくるし自分の行動に関しても称賛する人も批判する人もいるでしょう。
何か新しいことをやろうとするほど、そんな意見は大きくなります。
けれど、周りの意見に流される必要はありません。
特にネガティブな発言には。
批判をしてくる人の大半は、その物事に挑戦したことない人ばかりです。
1回挑戦した人は自分の経験を踏まえたアドバイスをしてくれたり、思い切ったチャレンジができるように背中を押してくれたりします。
頭ごなしに批判をしてくることはないでしょう。
それに今を生きる人は精一杯今を楽しむことに必死なので、そんな他人の人生を無駄にダメ出ししている暇なんてないんですよ。
そんな暇で今を生きていない人のネガティブな発言に惑わされている時間なんてありません。
あなたに与えらえた時間は有限ですから。
もっと大切にしてください。
判断基準は「自分のなりたい姿」
判断に迷った時に大事にするべき基準は自分が将来なりたい姿です。
『5年後の自分』『10年後の自分』
未来のなりたい自分を頭の中に思い浮かべてみてください。
その自分になるためには今どの選択をするべきなのか、未来の自分が今の自分にアドバイスするならばなんと言葉をかけるのか、考えてみるとおのずと答えが出てきます。
その答えに従って選択をしていけばいいのです。
そうすれば将来、「あういう風にしとけばよかった」と後悔するような出来事は起こらないと思います。
後悔しない人生を送るために必要なたった1つのこと - さおたむの激情派劇場
大事なのは、充実した「今この瞬間」の積み重ねをどれだけ継続していけるかです。
今という瞬間に、理想の自分に一歩でも近づくための判断をし続けていれば、気づけば自分が思うような未来を手にしているという状態を迎えることができます。
40代・50代になった時に「最近の若者は」と愚痴を言いながらお酒をのみたい人には関係のない話だとは思いますが(笑)
ほかになりたい理想像があるのであれば、その自分に向かって今日この瞬間から積み重ねを始めていくことをおすすめします。
▼著者:さおたむプロフィール
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